こんにちは。
院長の藤原です。
最近、山登りで運動不足を解消しています。
登っている時はしんどいですが、頂上に着いたら
達成感でいっぱいになり、途中のしんどさは一瞬にして忘れてしまいます。
おまけにストレス解消にもなり、とても気持ちがいいです。
皆さんの運動不足の解消は何でされているでしょうか？
今日の症例は、20年間、24時間、毎日頭痛に悩まされていた方をご紹介します。
この方はご夫婦でお越しになり、ご主人が「妻を何とかしてほしい」と沈痛な面持ちで依頼されたのを覚えています。
一般的なパターンとして、頭痛の方は社会的にもそして相方にでさえ理解してもらえない場合が多いのですが、この女性は優しく理解あるご主人だったことが救いのようでした。
～38歳 女性の例～
【患者さまの症状】
・子供の時から頭痛はあり
・高校生ぐらいから酷くなり、今では24時間、寝ている時でさえ頭痛に毎日悩まされる。
・原因らしきものは、自転車で頭から落ちたり、むち打ちの経験もあり、遊具に頭をぶつけたりといくつかありますが、何が原因かわからないそうです。
一日のうちで痛みに波はあるものの、酷くなると寝込んでしまうことが多いので、仕事もできず家の中で、
ぼ～っとしていることが多いとのことでした。
「普通でいいので毎日元気に動けるようになりたい」とのご要望でした。
【当院の対応】
この方はストレートネックで、首のしなりがほとんどありませんでした。
※ストレートネックとは→首の骨の並びが本来はゆるやかなカーブをしているのですが、姿勢の悪さなどによりストレートな並びになった状態です。これにより、頭の重みがもろに首にかかり、首のコリにつながる直接的原因となります。
そして背中を触ると鉄板状態で、まるで治療を拒むかのような背中をされています。
当然のように頭の付け根も硬くなっています。
やはり頭痛に悩まされている方というのは、体が硬くなっているケースが多いです。
そしてこのクライアントさまのように、頭だけではなく、体中の筋肉にかなり圧がかかっていると、酷い頭痛につながってしまいます。
だから、「体の圧を抜くこと」が改善には最も大切なことなのです。
そこで「藤原式減圧法」で頭や体にかかった圧を抜いていきます。
すると滞っていた血流が蘇ってきて、「あぁ、体が温かい！」と一言もらされました。
【経過具合】
術後、女性がご主人に発した一言、「痛くない！何年ぶりだろ」
ご主人も信じられない様子でした。
その後1ヶ月の間に5回ほど通院していただきましたが、経過は良好で、
・良く眠れる
・朝がスッキリしている
など順調に良くなっていかれました。
頭痛のない毎日がとても嬉しくて、ついつい顔がほころぶそうです＾＾
20年間毎日、頭痛と戦っていらっしたわけなので、毎日が楽に過ごせるのはとても嬉しいことですよね。
【院長ワンポイントアドバイス】
痛さのせいもありますが、この方はあまり運動が好きではなかったようです。
でもこれからは軽い運動などしてなるべく筋肉をこわばらせないことをお伝えしました。
頭痛治療とは不思議なもので、一般的には早めの治療は早い改善につながりますが、「重症だから手遅れ」とはならないのです。
この方のように20年間頭痛に苦しんだのに、治療開始からわずかの時間で普通の生活ができるようになりました。いったい今までの苦しみは何だったのでしょうか？
長い間、頭痛に耐えている人はいませんか？
頭痛治療を受けて、早く楽になってくださいね。
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